zozosuitが新しくなって発送されたというニュースが出てました。
ネットではこれじゃない感が出ていましたが、本記事はzozosuitについて改めて調べてみました。
zozosuitのモデル変更
zozosuitは去年の11月に発表されました。そのデザインと未来感(GANTZ...)から発表後10時間で23万着という大量のオーダーが入っていました。
旧モデルは、スマホとBluetooth接続する「だけ」で、あらゆる箇所の寸法を瞬時に計測してくれる仕様でした。
ただこれがなかなか配送されない。。。配送が遅れていた理由は製造上の理由からとのことです。
結果、先月に仕様とデザインが大幅に変更となった新モデルが発表されました。
新モデルはセンサー型からマーカー式へ変更となったのが大きなポイントです。計測のため360度方向から撮影する必要が出ました。
センサーの開発が頓挫
センサーは、ニュージーランドのStretchSenseと共同開発していました。zozosuitの未来感を醸造していた伸縮性のあるセンサーは、新しい技術であるため研究開発でコスト増となっていたのではないかと思います。
現在日進月歩で画像認識の精度が上がっているので、マーカー式のほうがセンサー型よりもコストメリットが大きくなったのでしょう。GANTZを待っていた消費者には不評でしょうが企業としては正しい判断だと思います。
zozotownは40億円を特別損失に計上し、更にStretchSenseとの子会社化も見据えた提携も解消しました。センサーの技術開発はこれで停滞するかと思うと残念です。
https://b2b-ch.infomart.co.jp/news/detail.page?209&IMNEWS2=967131
zozosuitで消費者とメーカーのWin-Winなるか
zozosuitに話を戻すと、採寸データの取得によって消費者とメーカーのお互いにメリットがあります。
消費者は採寸データから自分の身体にあった商品が手に入るのがメリットです。
一方メーカーは、ビックデータを活用してより良い商品開発と在庫軽減につなげられるのがメリットですね。
顧客データをリアルタイムに反映させることは、まさしくインダストリー4.0です。
さいごに
zozosuitに未来感はなくなりましたが、採寸データを取得し得られたデータからの未来は変わりません。
先日の記事同様にアパレル業界はイノベーションがありますね。
zozosuitを着用した姿は他人には見せられないけど。。。
アパレル業界の未来は先日記事にしました。