[私は酵素ドリンクが必要でした]第2回ファスティング日記[塩と水だけでは無理でした。栄養は必要]

こんちわ、ふぉとらだです。

皆さんファスティングはご存知でしょうか?
私自身は5年前くらいに一度実施したことがあり、そのときはファスティング後、身体がかなり軽くなりました。
最近身体がだるく感じる事が多く、随分間が空いてしまいましたがこの度2回目のファスティングを行ってみました。

今回コストをかけずに実施しようと思い、塩断食を試みましたのでその結果もご紹介できればと思います。

この記事を読んでわかること
* ファスティングってどういうものか知りたい人
* コストをかけずにファスティングしたいけど、実際どうなのか知りたい人

ファスティングは何が良いのか?

現在は飽食の時代ですが、人類史上多くの時間は飢餓の時代でした。
そのため、人間は基本的に飢餓状態でも生きていける仕組みができている。
その仕組みゆえ現在の飽食時代においては、逆にわれわれの足かせになっています。

ファスティングとはこの飢餓状態を意図的に作る行為となります。
ファスティングを行うことで、体の中では以下の効果を得ることができます。

胃腸を休ませる

1日3食、食べ物を腹いっぱい食べていると前に食べたものを消化している間に次の食べ物が体内に入ってきてしまいます。
すると内臓は休むことなく働き続けなければなりません。当然、内蔵は疲弊していきます。
すると、栄養をしっかり吸収できなくなり、老廃物もきちんと排出されなくなります。
腸内環境も悪化するため、免疫力が低下し、体調不良になったり、病気にかかりやすくなったりすることもあります。

ファスティングをしてまとまった「空腹の時間」を作ると休憩をとった内臓は、疲れがリセットされて、しっかり働いてくれるようになり、下痢や便秘、アレルギーや体調不良なども改善されます。
週に1日でも効果があると言われてます。

オートファジー

オートファジーとは、空腹が続くと、体は生存するために体内にあるものでタンパク質を作り出そうとする働きのことです。
このとき、体内にある古い細胞が使われて新しい細胞に生まれ変わります。

オートファジーによって、がんや糖尿病をはじめとする生活習慣病、アルツハイマー型認知症、感染症などの予防効果や、肌や筋肉などの老化防止の効果があると考えられています。

こんなふうにファスティングは体にとって良いことずくめであります。

2回目のファスティングは塩断食に挑戦

私自身ファスティングは過去1度経験してます。
前回は酵素ドリンクを使った5日間のファスティングでしたが、今回は塩断食にトライしてみることに。

なぜ塩断食に挑戦したのか?理由は大きく二つになります。

糖質摂取を最大限絞る

酵素ドリンクは、野菜などを発酵させて作成する。
作成する過程で砂糖を大量に使用している酵素ドリンクもあります。

砂糖を利用せずに自然の素材だけで作成している酵素ドリンクでも野菜や果物を利用しているので糖質は多いです(だからこそあの甘みが出るのですが)

今回糖質を可能な限り減らすことで、自分の身体にどのような影響が出るか検証してみたいと考えております。

費用面

これが1番の理由かもしれないです。

酵素ドリンクは結構なお値段がします。
無添加のもの、かつ、古来からの製造のものを選ぶと1本7000円から1万円を超えてきます。
2〜3日のファスティングをするなら大体1本消費します。

これはなかなかの出費です。
塩と水だけでできるならかなりコスト削減になるな・・・という邪な考えが正直ありました。(これが後に後悔へと変わるのですが・・・)

今回の断食のやり方

一般的にファスティングは、大きく3つのフェーズに分かれます。

  • 準備期
  • 断食期
  • 回復期

全く食事をとらないのは断食期です。
ただファスティングを成功させるためにはその前後である準備期と回復期がをどのように過ごすかが大きなポイントとなります。

次から3つのフェーズを説明していきます。

準備期

はじめは準備期間です。
いきなり食事をゼロにすると身体が順応できず、激しい頭痛や空腹感が出る。
そのため、準備期で徐々に身体への負担が少ない食材をとるようにして身体を順応させていきます。

準備期の期間はファスティングを紹介しているサイトによってまちまちですが、私の場合は5日間取ります。

準備期に取る食材は「まごはやさしい」とします。
カフェインは厳禁。炭水化物も精製糖質は取らないようにします。

ま:まめ
ご:ごま
わ:わかめ、海藻類
や:野菜
さ:魚
し:しいたけなどのキノコ類
い:いも類

断食期

5日間の準備期のあと、本番である断食期に入ります。
前述の通り、今回は塩と水だけで生活をします。

塩と水だけでファスティングを行うときにポイントとなるのは利用する塩。
水と塩しか摂取しないので、唯一身体に取り入れる塩はミネラル分豊富なものをチョイスすることが肝心です。
私は沖縄のゆきまーすを利用することにしました。

ゆきまーすを小分けの容器に入れて携行し、数時間ごとになめます。
水はいくらでも飲んで良いので、喉が渇いたら口に入れてました。
水は胃腸への負担を考えて数時間おきに摂取するのがオススメです。

さらに実施する日をいつにするかを決めるのもポイント。

仕事への影響が少なくなるように断食期は金曜〜日曜に設定しました。
結果的にはこれが良かったです(助かった)

ここからは断食期日記です。

断食期1日目

野鳥撮影に出かけるなど余裕のある立ち上がり。
このあとの苦しみはこの時は全然知らなかったです。

断食期2日目

前日は快調でしたが2日目の朝起きたら何かしんどい。
頭痛があって体のがだるい。

これは好転反応(身体が新しい状況に順応するために一旦悪い症状が起きる)だな、とちょっとの我慢だと考えてました。
日曜日だったので無理に外出させずに部屋でのんびりと過ごしました。

断食期3日目

問題の3日目です。
朝起きてみると前日よりも頭痛とだるさがひどくなっています。
起き上がることも全くできずこのままでは生活に支障をきたすレベル。
耐えられなくなってこのタイミングで豆乳を口に含みました。
豆乳はタンパク源なので臓器の負担を下げるというファスティングの目的からは避けたかったですが、身体のフラつきには抗えなかったです。

豆乳を取ると、 幾分だるさは改善されましたが以前朦朧とした状態。
ここで中止することも考えたがもう少し頑張ってみることにしました。

同時に保険のためネットで酵素ドリンクを購入。これがあったために回復期はずいぶん楽に過ごすことができた。

こんな感じで3日目はフラフラとした状態で終えることになりました。
次の日は胃に物を入れられたと言う嬉しさもありえ早く床に就きたかったですが、空腹とだるさのためか全然眠れなかったです。

回復期

ここからは回復期です。

断食終了後は胃が空っぽになっています。
いきなり普通の食事に戻すと身体が栄養を過剰に取ろうとしてしまうので、ゆっくりと慣らしていく期間が必要となります。

回復期は3日間に設定しました。

回復期1日目、起きてはじめの食事は梅流し。

梅流しとは、大根と梅干しをたっぷりの水で煮込んだものです。
煮汁とともに大根と梅干しを一気に流し込むと、胃腸が動き出し宿便がでます。
(食物をとっていないのに宿便が出るのはホント不思議です)

昼と夜は具なしの味噌汁で過ごします。

回復期2日目はサラダと味噌汁です。
この期間はまだ 鶏肉や豚肉などの肉類は摂取しない。

回復期3日目は「まごわやさしい」食材を取っていきます。
タンパク質は魚をここから解禁しました。

回復期4日目から通常の食事に戻します。
ただし糖質やコーヒーなどの刺激物は可能であれば一週間くらいは摂取しないです。

ここからは回復期の日記となります。

回復期1日目

前回は梅流しを食べたあと、身体がかなり軽くなった感覚を持ったが、今回は食べても身体がだるい。これはかなりまずい状況だとここできづく。

午前中に前日注文した酵素ドリンクがとどく。
到着した瞬間にまずは酵素ドリンクを一口。すると30分くらいで体のだるさが軽減していった。すごいぞ酵素パワー!!

そんなわけで、酵素ドリンクを飲みながら味噌汁で回復を図る。

回復期2日目

酵素ドリンクの効果か頭の痛さが消え去ってしまった。
振り返ると栄養が取れてなくてかなり危険な状態だったような気がする。
塩断食が私には難易度が高かったようだ。必要以上に身体をいじめても仕方ない。大いなる気づき。

まごわやさしいを中心に食事をとる。固形物を食べられる嬉しさ。
食品添加物がないピュアな食材を食べる。せっかくデトックスしたんだから。

回復期3日目

タンパク源として魚を食べはじめる。かなり美味しく感じる。

こんな感じで回復期の三日間を過ごしました

ファスティング後とふりかえり

回復期終了後、身体が軽くなった感じをするのは前回と一緒でした。
定期的に胃の中を空っぽにするのは、体の負担を軽減するためにも良いことだとは改めて感じます。
一方で、塩断食は自分には向かないこともわかりました。急遽購入した酵素ドリンクに大変助けられました。
酵素ドリンクなかったら正直危なかったかもしれません。酵素ドリンクの効果に気づくことができたのが今回の収穫だったと思います。

まとめ

今回のまとめです。

  • 塩断食はかなりのハードモード。行う時には覚悟が必要
  • 酵素ドリンクを取ると体のだるさ加減が全然異なる
  • 断食の前後の準備食と回復職には時間をかけること。これが断食の効果を最大限発揮するポイント
  • 準備食と回復期はまごわやさしい食事を心がけること。 コーヒーやお酒などの刺激物はNG
  • 断食後は 体も心も軽くなる。
  • ファスティングする目的をきちんと整理して、無理なく行うことが大切

断食を行って健康に悪影響を及ぼすのは本末転倒。
次回行う際は、酵素ドリンクをしっかりと活用して行おうと気づけたのがよかったです。

最後に。
塩断食は本当にきつかった。もう一度やれと言われても私は難しいです。
ファスティング自体は効果を感じるので、みなさんも無理せずに身体をリセットしてみてください。

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