Chromebookでコードを書くためのVisual Staduio Codeの導入を書きました。
前回まででとりあえずは使えるようになってますが、今回の設定をすることでストレスなく利用できるようになりますよ。
目次
起動時の設定
標準だと入力メソッドであるfcitxが自動で起動されないので、.bashrcにおまじないを書きます。
$ fcitx-autostart
フォントの設定
入力メソッドと日本語用のモジュールをインスールしても、日本語用フォントがないので追加が必要です。
$ sudo apt-get install fonts-noto
これでNoto Sans CJK JPとNoto Sans Mono CJK JPが使えます。 コードを書くには等幅フォントが必須です。 NotoフォントはGoogle作成のフォントなのでChromebookとも統一感が出せますよ。
拡張機能を有効化する
素のままだと拡張機能が使えません。 VSCodeで拡張機能が使えないのは片手落ち(両手落ち)ですので、利用できるようにします。 拡張機能を有効にするにはExtension Gallaryを有効化します。
設定ファイルを開きます。
$ sudo vim /usr/share/code-oss/resources/app/product.json
一番最後に以下の内容を追加します。
"extensionsGallery": {
"serviceUrl": "https://marketplace.visualstudio.com/_apis/public/gallery",
"cacheUrl": "https://vscode.blob.core.windows.net/gallery/index",
"itemUrl": "https://marketplace.visualstudio.com/items"
}
これでOKです。
まとめ
2回に渡ってChromebookでVSCodeを使える方法をまとめました。 多少怪しい動きをするときもありますが、普通に使えるレベルです。
ネットが使える環境であればどこでも瞬時に同じ環境で使えるChromebook。 VSCodeが使えればプログラミングもできるようになります。 プログラムが必須化される小学生のためのはじめの一台にも最適ですよ。
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