掃除大好き管理人です。
年末の掃除は普段できていなかった掃除を色々と実施しました。
鉄フライパンも焦げがかなり付着していたので、今回の大掃除でガッツリきれいにしました。その奮闘記を記載します。
目次
鉄のフライパン
料理が好きなふぉとらだです。
嫁さんは利便性を考えてテフロンのフライパンを使ってますが、私が料理をする時は鉄のフライパンを愛用してます。
鉄のフライパンで調理すると鉄分も取ることができて健康的なんですよね。
ただしネックが2つあります。
火加減は中火まで
鉄のフライパンは強火で調理するとすぐに焦げます
鉄フライパンは基本は中火〜弱火で調理する事が前提です。
弱火でもフライパンが熱を保持するのですが、はじめに予熱をすることが必要なので調理時間はどうしても時間がかかります。
嫁さんはそんな時間がもったいないらしく、鉄フライパンを敬遠してます。悲しいところですが一長一短ですね。
焦げがつきやすい
使用後の手入れを怠ると次回利用時に焦げがつきやすくなります。
焦げがついたまま利用していると、焦げが焦げを呼んでどんどん溜まっていってしまいます。
そうなってしまうと、更に焦げやすくなるという負のスパイラルに入ってしまうのですよね。
普段のメンテナンス
鉄フライパンは値段がピンきりですが、普段のメンテナンスをしっかりとしていれば安いもので構わないと思います。
軽いものが良ければ値段は上がっていきます。
私は重いので構わないので、1000円台の比較的リーズナブルなものを使っています。
サイズは小さめなものをチョイスしました。
利用してから3年半。普段のメンテナンスはしっかりとしてきたつもりでしたが、焦げが溜まっている状態でした。
掃除前の画像を撮り忘れた。。。
ここで心機一転、気合を入れて鉄フライパンを復活させようと思い立ちました。
たまった焦げを取る!!
焦げを取るステップは4つとなります。
空焼きして焦げを炭化させる
はじめに、頑固にこびりついた焦げを取りやすくするために、強火でフライパンを空焼きして炭化させます。
ポイントは煙が出なくなるまで強火で焼き続けること。
煙が出ている間はまだ焦げが炭化している途中です、
私のフライパンは20分位かかりました。。。
最近のコンロは加熱防止対応が義務化されてますので、途中でコンロの火が消えてしまうことに。
そんなときは以下の器具を使えば日が消えずに空焼きができます。
紙やすりでひたすら焦げをとる
焦げを炭化させたあとは、紙やすりでひたすら磨きます!!
紙やすりの番手は80番位がオススメです。
紙やすりの目がなくなったら次の紙やすりへ。
今回はフライパンに2枚まるまる使い切りました。
フライパンの裏面にも焦げがついているので裏面もしっかりと磨きましょう。
磨き上げるのは非常に重労働です。
私の場合は3年半の蓄積を解消するため1時間以上かかりました。
見が見上げるのはひたすら無心で行います。
あと、鉄粉がいっぱい出ますので、磨くときはベランダなど野外で実施しないと嫁に確実に怒られます。
あとマスク&手袋は必須です。
クレンザーで最後の磨き
焦げを磨いたら次はクレンザーで最終仕上げとなります。
このステップは5分程度でした。前のステップが1時間以上だったのでかなり短く感じましたけどね。
空焼きして玉虫色を目指す
最後にもう一度強火で空焼きします。
こちらのポイントは玉虫色
空焼きを続けるとフライパンの色が青く変わっていきます。
これは酸化被膜というもので、この膜が鉄と空気の接触を防ぐ役割をしてくれるために錆びにくくなります。
空焼きの時間は20分位。
まんべんなく酸化皮膜を作るためにコンロの場所を変えながら空焼きをしていきます。
お掃除実施後の美しさ
合計で2時間弱かかった鉄鍋はこちら。
掃除まえの画像を撮り忘れたので比較できないですが、きれいなフライパンが復活しました。
美しいお姿・・・
今後のメンテナンス
復活したフライパンですが、日々のメンテナンスを怠るとまた焦げがついてしまいます。
今後のメンテナンスのポイントは以下になります。
使用前には油ならしをする
これ重要です。
使用前には必ず油慣らしをします。
油をかなり使いますので、再利用のためにも油ポットを用意したほうが経済的です。
私が使っているのは油ポットは、大きさも程よくキッチンを圧迫しないのでオススメです。
洗剤をつけて洗ってOK
使用後はすぐに洗います。
よく洗剤をつけないで洗うべしと言われますが、こびりついた汚れが取れない場合は洗剤を使っても問題ないです。
洗剤よりも汚れが残ると焦げにつながります。
毎回のメンテナンスをしっかりと行うことできれいな状態を維持できます。
日々のメンテナンスをきちんと行えば、私のような大掛かりなメンテナンスは不要になりますよ。。。
洗った後は空焼きして水分を飛ばす
これが一番重要です。
洗った後に水分を残さないように空焼きします。
水分が残っていると赤錆が発生してしまい、焦げに繋がります。
空焼きした後に油をさす必要はないです。
むしろホコリを吸着するので逆効果。普段からよく利用するなら油をさすのは不要です。
まとめ
最後にまとめます。
- 鉄フライパンは火加減に注意。強火は厳禁
- 焦げがついたら紙やすりとクレンザーでメンテナンスを
- 日々のメンテナンスが重要
- 洗剤は使ってもOK
- 洗ったあとの油差しは不要
長く使っていくうちにフライパンの特性もわかってきますので、自分のフライパンに合うようにカスタマイズしてください。
まさに自分だけのフライパン。一生ものとなります。
メンテナンスをサボったフライパンでも、復活させることが可能です。
でも。。。一番良いのは焦げがつかないように毎回のメンテナンスをしっかりとおこなうこと。
小さい積み重ねが大切なことをこんなことからも気付かされました。素敵なHappy鉄ライフを!!