[投資の心得]キーワードは時間を味方に NISAはつみたてNISA、証券会社は楽天証券がベスト

最近の株式市場はコロナウィルスの影響で乱高下してます。
株価が年初に比べて3割下落しており、投資を始める人も増えているようです。

一方で投資の世界には「落ちてきたナイフを掴むな」という言葉もあり、開始するにも勇気がいるタイミングでもあります。
ただし時間は待ってはくれません。リスクを抑えながら投資を開始、継続していきたいところです。

今回はそんな投資を開始する人に向けた基本的なことをまとめています。
後半は、おすすめ証券会社も紹介してます。
ポイントはつみたてNISAと楽天ポイントです。

投資の一番の味方は時間

はじめに投資で一番飲み方になるのはズバリ時間です。

具体的には時間を味方につけることで2つの力を得ることができます。

  1. 複利効果
  2. 市場の変化に耐える

複利の力

複利という言葉は聞いた人はいるかと思います。

複利とは分配金や利子などの収益を再投資することで元本を増やしていくことです。
元本に収益を足し合わせていくことになるので、期間が長くなると複利効果は大きくなります。

下記の表をみてもらえると期間後半に大きな効果が出ていることが分かりますね。

単利(10%) 複利(10%)
初年 1,000,000 1,000,000
1年後 1,100,000 1,100,000
2年後 1,200,000 1,210,000
3年後 1,300,000 1,331,000
4年後 1,400,000 1,464,100
5年後 1,500,000 1,610,510
6年後 1,600,000 1,771,561
7年後 1,700,000 1,948,717
8年後 1,800,000 2,143,589
9年後 1,900,000 2,357,948
10年後 2,000,000 2,593,742

市場の急激な変動に耐える

もうひとつの力は市場の変動への対処です。

株式の平均収益率は5%程度ですが、10数年に一度リーマンショックやコロナなど大きく変動することが発生します。

これは「平均への回帰」と呼ばれているもので、株式市場はトータルではプラスサムゲームと言われてますが、ある期間を抽出すると大きく変動することがあるということです。

株式で大きく儲けようと思う人にとっては、市場が変動(ボラリティ)が発生したときは大きなチャンスですが、一般人にとって変動は許容できないリスクとなります。
そのリスクを回避する方法としてドルコスト平均法があります。
毎月の投資金額を固定し、購入価格で購入数量を変える方法です。
この方法だと価格が低いときの購入量は多く、価格が高いときの購入量は少なくなります。
一括購入の場合、大きな下落時に資産がマイナスになってしまいますが、ドルコスト平均法で購入することで資産の下落を抑えることができます。

投資で考えることはコスト

さて問題です。投資で一番考えないといけないことはなんでしょうか?
銘柄選び?いやいや違います。

答えはコストです。
投資で発生するコストは以下の3つがあります。これらを最小化することが収益を最大化することにつながります。

  1. 売買手数料
  2. 運用コスト
  3. 売却利益にかかる税金

売買手数料

始めは売買手数料です。従来の証券会社の収益源は売買にかかる手数料収入です。
そのため証券マンは不必要に株式の売買を促し手数料収入を得ていました。
機関投資家などの専門家ならいざ知らず、我々一般人が毎日何度も銘柄の入れ替えをする必要はほとんどありません。
ネット証券であれば、売買手数料はだいぶ安くなって来ました。対面型の証券会社を選ぶ必要性はないでしょう。

運用コスト

次は商品の運用コストです。ファンドはファンドマネージャーが銘柄の取捨選択をしています。それらのコストを我々はファンドの運用コストとして支払っています。
ファンドのコストは年数%です。仮にファンドのコストを1%抑えることができれば収益を1%押し上げることができます。1%の収益向上は大きなものになります。

最近は株式市場と自動で連動するETFがあります。こちらであれば運用コスト(経費率)は年0.03%と破格になります。

売却利益にかかる税金

いざ株式を売却するときにもコストがかかります。
売却利益に対して約20%となります。国民の義務なので支払いは必須です。
この課税が免除となるのがNISAとなります。

一般NISAとつみたてNISAどちらが良いか

つみたてNISAの説明は、詳しいサイトがあるのでそちらを参照してください。

NISAには大きく一般NISAとつみたてNISAがあります。
どちらも一長一短ありますが、個人的におすすめなのはつみたてNISAです。

理由は投資期間が長いことです。
投資で一番味方につけるべきは時間であり、投資期間が長いほどその恩恵を受けることができます。
特に昨今の状況だと、株式市場の回復には10年スパンでかかる可能性があります。
一般NISAだと5年経ったタイミングで損失が発生している可能性もありますが、つみたてNISAであれば回避できる可能性があります。

つみたてNISAにおすすめの証券会社は楽天証券

先の理由で証券会社はネット証券しかあり得ませんが、その中でもつみたてNISAには楽天証券がおすすめです。

おすすめ理由は以下となります。
どちらも楽天経済圏をフル活用したものとなっております。
これに対抗するには、現時点では他のサービスだと厳しいんじゃないかなぁ。

  1. 楽天カードとのコラボで楽天ポイントがもらえる
  2. 500ポイント利用することで、楽天市場での買い物でポイントが+1倍となる

楽天カードとのコラボで楽天ポイントがもらえる

これは昨年から開始されましたが、楽天証券での投資信託商品の購入時に楽天カードが使えるようになりました。

通常の買い物と同様に楽天ポイントが1%付与されます。
つみたてNISAを購入し、さらに楽天ポイントがもらえるのはかなりでかいです。

ポイント利用で楽天市場での買い物でポイントが+1倍

楽天証券で投資信託と国内株式を購入時に楽天ポイントを利用することができるようになりました。
さらに投資信託の購入時、500ポイント利用することで楽天市場での購入時にポイントが+1倍となります。
楽天市場で買い物が多い人にはかなり嬉しいポイントですね。

商品選びはこの2択

次に商品選びです。

つみたてNISAは購入できるのは、金融庁基準をクリアした投資信託・ETFのみとなります。
その中で私がおすすめするのは以下の2つです。

  1. 楽天VTI
  2. Emaxis Slim米国株式(S&P500)

おすすめする理由は明確で一つは信託報酬が低いこと。二つ目はアメリカ株式市場と連動していることです。

現在の先進国でこの先10年スパンで安定的に成長が見込めるのは、アメリカくらいとなります。その市場と連動した商品である2つが候補となります。

楽天証券でつみたてNISAの買い方

ここから楽天証券でのつみたてNISAの買い方を紹介します。

ファンドの選択

始めにファンドの選択となります。
つみたてNISAタブを選択して、ファンド選択画面を選びます。

購入できるファンド一覧が表示されます。
先ほど紹介した2つの商品はランキング1位と2位になってますね。

支払い方法とつみたてタイミングを決める

つぎに支払い方法とタイミングを決めます。
支払い方法は楽天カードを選択してください。

つみたて金額を決める

つみたて金額は積立可能額を見ながら入力することができます。
分配金コースは再投資型を選択してください。間違えると複利の効果が出ませんよ。

ポイント利用は必ず設定を

最後にポイント利用設定です。必ず利用するに選択してください。

つぎに利用方法は毎月500円を利用するように選択してください。

これでつみたてNISAの購入は完了となります。
お疲れ様でした。

まとめ

この記事のまとめとなります

  • 時間を有効に使うならつみたてNISA
  • 証券会社は楽天証券がベスト
  • 楽天カードとのコラボでポイント付与
  • ポイントで購入すると楽天市場の買い物で+1倍のポイント
  • 商品は楽天VTIかEmaxis Slim米国株式(S&P500)

楽天を利用している人なら楽天カードを作成することでかなりお得になります。
これを機に皆さんもつみたてNISAを始めてみてはいかがでしょうか。

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