こんにちわふぉとらだです。
電子機器が増えてくると困ってくるのが充電器が増えてくる問題。 さらにPC向けの電力が高い充電器はサイズが大きくなるのも問題です。
今回は新技術によって小型になった充電機器を紹介したいとおもいます。
目次
充電機器の問題
ちょっと昔は電子機器が増えるとACアダプタが必要になってました。
特にMacは独自端子だったので必ずプラスワンとなってました。
最近はUSB-Cに端子が統一されてきたことで個別に充電器を持つ必要もなくなってきました。
さらにUSB-CのPD (PowerDelivery)でノートPCも充電可能な電力量となりました。
一方で電力供給が大きいため充電機器が大きくなっています。
持ち運ぶ充電器が減ってもその一つが大きくなると持ち運ぶシチュエーションごとに選択しないといけないのも考えものです。
新素材 窒素ガリウム
去年後半から新素材が話題になってきました。それは窒素ガリウム(GaN)
4年前の記事ですが、窒素ガリウムについて以下の記事がよくまとめられてました。
この記事によるとシリコンを用いたパワーデバイスは、大規模な性能向上が妨げられる段階に到達しており、小型化を目指すためには別の半導体を採用することが必要になってきたということです。 この記事は4年前ですが、この頃からGaNは注目されてたようですが歩留まりが悪く製品化まで時間がかかったってことですね。
新技術は日本の技術
今窒素ガリウムを超えた新しい技術も研究されている。 酸化ガリウムは京都大学初のベンチャーが研究しており、その効率は窒素ガリウムに比べても4倍程度の向上が見込めるとのこと。 まさに日本の技術頑張れ!!ですね。
RAV power
2018年11月に入って、GaNを使った充電器の発表をしたのはAnkerがはじめだったと思います。
ただ製品発売は2019年になるということで少し先のことに。
そんなときに先に発売されたのはRAV powerの製品でした。
個人的にはAnkerを待っていたのですが、比較してみた結果RAV Power製品を購入することにしました。
早くにGaN製品を試せるというのもありましたが、一番のポイントは供給できる電力量。 はじめに発売される「Anker PowerPort Atom PD1」は30W。対するRAVPowerの製品は45W。
45WあればMacbook Proも充電可能なのが決め手でした。
届いてみるとその小ささに驚きました。 Macbook Pro13インチ標準の充電器と比べると小ささがわかります。
MacBook ProのACアダプターも小さくなっているのでそれほど佐賀内容に見えますが、横から見ると薄さが際立ちますね。
手元にあったAnkerの「Anker PowerPort+ 5」と比べると大きさが際立ちます。
MacbookProに接続するときちんと45Wとして認識します。
イマイチな点は端子が一つしかないので、スマホなどの小型機器用には別途充電器を持った方がいいですね。小型の充電器と一緒に持ち運んでも負担は少ないです(あれ?最初に言っていたことは?)
それと電源プラグの場所が微妙で、他のプラグを塞ぎやすいです。
そのため、私は短い延長ケーブルを別途導入して乗り切ることにしました。
最後に
スマホなど身につける電化製品が増えてくると、充電の問題はより一層大きなものに。
できるだけ小型な充電器は求められてくるところに新素材の対応でブレイクスルーがあるというのは夢のある世界ですね。
さらに便利になる世の中に日本初の技術が採用されるというのは合わせて嬉しいものです。
いち消費者としてどんどん便利な世の中になるのは楽しみです!