読書大好き管理人です。
ライフ・シフトを読んで改めて考えたこと。
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略
- 作者: リンダ・グラットン,アンドリュー・スコット
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/10/21
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これからの長寿化社会において自分への投資を行っていくのはほぼ必須と思うこれからの時代。
社会人となって十数年経つが、自分を成長させるには?は新人時代からずっと追い求めてきたように思える。
あれこれ試行錯誤してきたがなかなか長続きしないのが悩み。
どうしたらよいか?そんなことを考えてみました。
目次
なぜ続かないのか?
前述の通り、社会人になってかれこれ十数年ほど。
読書や日々の研鑽はそれなりに積んできたとは思っているが、自分のイメージとはギャップが有り、
気づくと日々の生活に追われてしまっていて、気づくと一日、一ヶ月が過ぎてしまうという感覚は常にある。
特に子供ができてからは、自分の時間を作ることは一層困難になってきたなぁと思う。
どうして続かないんだろう?と考えてみると、
「はじめに目標を高く頑張りすぎる」「やる気を継続できない」ことじゃないかと思っている。
はじめに目標を高く頑張りすぎる
自分がたてた日々の習慣化の目標設定が高すぎるのではないか?について考えてみる。
例えばこれまでは、「毎日1時間読書する。」という設定をしていた。
ご飯や通勤時間、仕事、睡眠を差し引くと開いている時間が1時間しかない。。。
1時間しか空き時間がないのに毎日1時間読書することなんて無理なんだけど、
設定したときはできるように思ってしまうんですよね。。。
これすごい反省。
あとにも出てくるが、冷静に可処分時間を把握することがすごく重要。
そのために、自分が何に時間を使っているのか記録することって
当たり前っぽいんだけどすごく大切と齢40近くになって気づきました。。。
やる気を継続できない
やる気の継続について考えてみる。
自分の場合やる気が続かないのはなぜかと考えてみると、
- 毎日の目標を達成できないためやる気が下がってしまう
- 結果がすぐに出てこないのでやる気が下がってしまう
1つ目は、前段で述べているので、ここでは2つ目について考えてみる。
何かしら達成したいことがあるから毎日の習慣作業を行っているのだが、達成したいこと(≒結果)をすぐに求めてしまっている自分がいた。
これに対してはマインドセットを変えていくことが必要だと思っている。
長期的な目標を設定してみるのも大事だが日々の習慣化作業自体を楽しむ仕掛けを作ってあげることで、行為自体を楽しむためにはどうしたらよいか?
というのを意識してみた。
意識が先か行動が先か?
とはいえ、やる気を継続するのは非常に難しいのも事実。
意志が弱いなぁ。とは自己評価だったが、池谷裕二さんの本にこんなことが書いてあっておおっ!と思った。
脳には妙な癖がある
- 作者: 池谷裕二
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とくに目に鱗だったのが、人間は手を動かすなどの身体的な「行為」が先に発生し、それをもとに体を動かそうという「意思」が発生すること。
自分が当たり前だと思っていた「意志力」というのも実は幻想であって、行動することによって「意志」が発生するのであれば、
行動を自動的に行えるようにすれば、意志力の弱さというものは克服できるのでは?と考えるようになった。
私の場合どうしたか
以上から自分の場合、ポイントとなるのは以下の3つを工夫してみることにした。
- 目標設定のハードルを下げる
- 日々の習慣化作業自体を楽しむ
- 無意識に行動できるようにルーチン化する
目標を実現可能なものに落として、毎日実施できることにする
習慣化作業の目標を「とっても低く」設定することにした。
例えばブログであったら「毎日1つ投稿!!」としていたが、そもそも習慣化できていない状態で
毎日投稿は難しいので、「毎日500文字書く」という風にまずはブログ書きを行うことを目標とした。
その代わりに毎日書くことは徹底するようにした。
日々の習慣化作業を楽しむために、毎日の記録をとる
日々の習慣化作業自体を楽しむために日々の記録を取るようにした。
アプリはいろいろと試してみたけれど、今はStreaksを使っている。
気に入っているところは、デザインと記録の容易さ。
記録は選択したときに前日入れ忘れていると前日ですか?当日ですか?を聞いてくれるので
忘れたときの追加の入力が容易なところも気に入っている。
記録の閲覧も連続日数、曜日別×時間別の達成状況も見せてくれるので視覚的に見ていて楽しい。
連続して達成できていくのが視覚的に見えるのは、習慣化作業自体を楽しむことにつながるので大事。
朝のルーチンを作り考えずに行動した
無意識に行動することとして、習慣化したい作業をルーチン化することにした。
行動パターンを分析したところ夜は仕事などで疲れていてルーチンを設定してもできないことがわかった。
できないことをルーチンで設定してもストレスがたまるので、習慣化作業は思い切って朝に持ってくることにした
そして朝起きてからやることを一つずつ設定して淡々とこなすことにした。
はじめは違和感があったけれど、1月も経ってくると無意識に行動できるようになってきた。
(完全に実行できているわけではないけれどね。。。)
とりあえずの定着と今後に向けて
以上のことを実行していくことで以前よりも習慣化が定着してきた。
面白いことに定着化してくるとむしろ実施しないと気持ち悪い心理状態になってくるから不思議なものだ。
まだ完成だとは思っていなく、ルーチンはまだまだ改善していくところがあり、
日々試行錯誤しながらアップデートしていくつもり。
マインドの根底には「楽しく」を忘れないようにしてね。