確定申告期限まで残り2日となりました。
今更ですが、Macでe-Taxを初めて行ってみました。
来年の自分に向けても兼ねて手順とハマったところを記事にしたいと思います。
目次
Macで確定申告をするのはマイナー??
Macでも一応確定申告は実施できるとHPでは謳っています。
ただし推奨OSが10.12まで。。。
毎年そうなんですが、なぜ一つ前のOSまでしか対応していないのか理解に苦しみます。
セキュリティを考えるとOSのバージョンは常に最新にしておきたいもの。
e-Taxを普及させるなら最新のOSに対応することはぜひとも実施してもらいたいです。
e-Taxで事前に必要なもの
e-Taxで行うと自宅にいながら確定申告の申請が可能となります。
特に便利なのは、「医療費やふるさと納税の領収書などの添付の書類を送らなくてもいい」ところ。
人によっては領収書の束を整理するのにも一苦労するので大きなメリットだと思います。
ただし、いざe-Taxを行おうとしても事前に準備をしておかないといけないものがあります。
カードリーダーの購入
Mac対応のカードリーダの購入が必要です。
メーカーのページで動作OKとなっていてもうまくいかないところもあるので、Webで動作実績の報告が多い以下のカードリーダを購入しました。
マイナンバーカード(ICカード)の準備
マイナンバーカードがないとe-Taxは出来ません。
申請に時間がかかるので前もって申請をしておきましょう。
申請時に設定する暗証番号はe-Tax利用で必要になるので忘れないようにメモを!!
実際の操作
ここからはMacを利用して操作していきます。
カードリーダーのドライバーをダウンロード・インストール
購入したカードリーダーのドライバーをインストールします。
OSの推奨バージョンは10.11ですが、問題なく利用できました。
利用者クライアントソフトのインストール
つぎに利用者クライアントソフトのダウンロードとインストールをおこないます。
こちらも推奨OSは10.11まででしたが、問題なく利用できました。
Javaのインストール
つぎにJavaのインストールを実施します。最近のブラウザですと標準ではJavaがインストールされていないことも多いので必ずインストールしてください。
つぎにJavaの設定です。例外サイト・リストに経済産業省のサイトを登録して実行を許可するようにします。
サイトのアドレスは、https://www.keisan.nta.go.jp となります。
確定申告書の作成
ここでようやく確定申告書の作成となります。今回は経済産業省のサイトにある確定申告書等作成コーナーで作成します。
https://www.keisan.nta.go.jp/h29/ta_top.htm
サイトにアクセスして、ページ真ん中にある「申告書・決算書・収支内訳書等作成開始」をクリックする。
次に、書面の作成かe-Taxで実施するか選択する画面が表示されます。今回はe-Taxで作成を選びます。
私は会社員で年末調整を実施しているので、一番上の「所得税コーナー」を選択します。
途中の記入は省略。
最後に送信時には、ICカードの準備を促すダイヤログが発生します。
記入自体はChromeを利用してましたが、ChromeではICカードの準備がどうしても表示されませんでした。
私の環境の場合、Safariでもだめなので途方にくれていましたが、ネットで調べるとFirefoxなら可能という記事をみて、急遽Firefoxをインストールして見たところ。。。
画面が表示されました!!
ページ左半分側にある「次へ」ボタンを押してしばらく待ってみると、確認内容表示の画面が出てきました。
ここでパスワードを登録すると送信がされます。
私はここでパスワードを忘れてしまっており、パスワードロックがかかってしまいました。ロックがかかってしまうと市役所に行って再設定の処理が必要となります。
これで私は一日時間を潰してしまいました。。。
これで終了となります。
まとめ
Macで確定申告するためのポイントをいかに纏めます。
- 推奨OSが一つ前なので、最新にしていると問題が出るかもしれません。
- マイナンバーカードのパスワードは忘れないように!!忘れると役所で手続きが必要です。
- カードリーダーは実績あるものを選択しましょう
- ブラウザによっては処理が先に進まないことも。だめな場合はブラウザを変えて実施してみましょう。
e-Tax自体は便利なのですが、Macがマイナーなので対応のリードタイムがかかるのがネック。
2019年度からはスマホでも確定申告ができるようになるということですが、なんと「iPhone非対応」とのこと。。。
電子証明書の読み込みができないことが理由ということのようですが、日本でのiPhone普及を考えると誰得なのよ?と思ってしまいます。iPhoneでも実施できるように早期の対応を期待したいですね。