今回は番外編として、Raspberry Pi起動時にhubotを起動させてみたいと思います。
起動用のスクリプトの作成
起動用スクリプトを作成します。作成するスクリプトはbin配下に新規で作成してます。
$ cd ~/homebot $ vim bin/homebot.sh #!/bin/sh cd /home/[username]/[hubotディレクトリ] sudo -u [username] bin/hubot --adapter slack
つぎに起動スクリプトに実行権限を付与します。
$ chmod 755 bin/homebot.sh
systemdの作成
Raspberry Pi起動時にスクリプトを実行するように/etc/systemd/systemにファイルを作成します。
$ cd /etc/systemd/system $ vim homebot.service [Unit] Description = hubot for smart home [Service] ExecStart=[先程のスクリプトを記載する] # 例)/home/[username]/homebot/bin/homebot.sh Restart=always Type=simple [Install] WantedBy=multi-user.target
設定ファイルにミスがないか確認します。
以下のコマンドを叩いてhomebot.serviceというのが表示されればOKです。
$ systemctl list-unit-files --type=service … homebot.service disabled # ここが表示されていればOK …
動作確認
最初にsystemctlを利用して手動で起動してみます。
$ sudo systemctl start homebot #起動実施 $ systemctl status homebot #正常に起動できると、ステータスなどが表示される
つぎにRaspberry Pi 起動時にhubot を起動させるため、systemctlコマンドでserviceを有効化させます。
$ sudo systemctl enable homebot
最後に再起動して正常に動作するか確認してみます。
$ sudo reboot $ systemctl status homebot #正常に起動されているとステータスやログが表示される。
さいごに
これでRaspberry Pi起動時にhubotが起動するようになりました。
ここまでできれば、ラズパイを起動するとGoogle Homeに話すと赤外線データを送信できるところまで可能となります。
これまでの記事はいかにまとめております。