おうちハックの番外編パート2です。
前回の記事でRaspberry Pi起動時にhubotを起動する紹介をしましたが、hubotの起動は自分で行いたい。というのもあると思います。
そんな人のためにバックグラウンドでデーモン化することを紹介します。
foreverでデーモン化
デーモン化するのはforeverというnpmモジュールを利用します。
まずはインストールを行います。
$ sudo npm install forever -g
つぎにhubotの起動ファイル書き換えます。
bot/bin 配下にあるhubotファイルをテキストエディターで開き、execから始まる行を下に書き換えます。
... # exec node_modules/.bin/hubot --name "homebot" "$@" forever start -c coffee node_modules/.bin/hubot --adapter slack ...
動作確認
修正したファイルを実行します。
$ bin/hubot
コマンドを打っても何も表示されないので、次のコマンドを打って確認します。
成功していると以下のように表示される。
$ forever list info: Forever processes running data: uid command script forever pid id logfile uptime data: [0] v5RX coffee node_modules/.bin/hubot --adapter slack 565 571 /home/xxxxx/.forever/v5RX.log 3:3:1:16.961
さいごに
systemctlを利用するとRaspberry Pi 起動時にhubotが起動されますが、自分で明示的に起動したい場合はforeverでデーモン化してみてください。
ちなみにデーモンとはdaemonでギリシャ神話に登場し、神々が煩わされたくないと考えた雑事を処理した存在のことです。悪魔Demonではないので注意ですね。私も間違えた。。。
発音もdaemonはdíːmən、demonはˈdēmənで違いますね。
最後はちょっとした小ネタでした。
これまでの記事はいかにまとめております。