物理ボタンと自動回転がユーザ体験をさらに高めてます Kindle最高峰のOasis(第9世代)のレビューです

読書大好き管理人です。
読書が好きなのですか結婚してから(さらに子供生まれてから)自宅で大きなスペースを占める本に対して嫁からのプレッシャーが厳しくなりました。

KindleはPaperWhiterを使っていました。
PaperWhiteを絶賛した記事は以前に書かせていただきました。

www.foto2strada.com

Kindleの最上位機種であるKindle oasis。
これまでも欲しかったですコストパフォーマンスを考えて購入に二の足を踏んでました。
ただ最近は大規模セールのときに安くなることが多くなったために段々と物欲を刺激されることが幾度も発生しました。
何度も物欲を刺激されてくると人間麻痺するようで「セール価格なら買ってもいいかなぁ」とクリックしてしまいました。

結果的に購入して大正解でした。

まずはスペック比較

始めにOasisとPaperWhiteの機能の比較表を作りました。
これ見ると実はOasisの特徴であった機能の多くはPaperWhiteに実装されています。

価格はセールでしたので広告表示なし、32GB、Wi-Fi+無料3Gモデルで税込29,980円でした。
通常価格に対して27%Offでした。
そうなると「7000円の価格差を埋めてくれるのか?」というのが(以前の私も含めて)大多数の人の意見だと思います。

機能 Oasis(第9世代) PaperWhite(第10世代)
発売日 2017年10月 2018年12月
防水機能 IPX8 IPX8
物理ボタン ×
画面サイズ 7インチ 1,264×1,680ドット(300ppi) 6インチ 1,448x1,072ドット(300ppi)
内蔵LED 12個 5個
ストレージ 8/32GB 8/32GB
通信方式 3G/Wifi 4G/Wifi
稼働時間 数週間 数週間
サイズ 159×141×3.4~8.3 mm 167×116×8.18 mm
重量 194g 191g
価格 24,980〜40,980円 13,980〜22,980円

IPX8: 水深2mの真水に沈めても最大60分間耐える

ファーストレビュー

第一印象は、「アルミ外装となったことで全体的な高級感が増した」でした
Kindleはコストを意識したからか外観はプラスチックでチープな印象でしたが。。。
読書端末だと割り切ればいいのですが、できれば所有欲を満たしてほしい。
やればできるじゃんAmazonといったところです。

高級感が増したので、ケースも革調のスリーブケースとしました。
読んでいるときの重量と厚みが増すことがいやなのでタブレット系端末は私はスリーブケース派です。


セットアップで手間取る

セットアップでは少し手間取りました。
セットアップのはじめにAmazonアカウントの確認があるのですが、メールアドレスとパスワードを入れても反応せず。
カスタマーサポートに問い合わせをすると、「2段階認証を設定しているとうまくいかないのでセットアップ時だけ2段階認証を外してください」とのこと。
ということで2段階認証を外してから再度メールアドレスとパスワードを入れると無事成功。

ちょっとしたはまりどころでした。

防水

最新のPaperWhiteは防水になっているので、唯一の機能ではありませんが、防水機能の元祖はKindle oasisです。
Amazonの商品説明でオフロでKindleを読んでいる写真に昔は憧れてました。

お風呂で読めるのは新しい読書体験になりますよ。Kindle使うならOasisかPaperWhiteが本当オススメです。

持ちやすい

購入前はこの特異な形状は「どうなのかなぁ?」と半信半疑なきもちでした。
ただ1度利用してみると。。。 とってもユーザー体験を高めてくれました。
持ち手の部分が厚く、デイスプレイ部分が薄い独特のこの形が、持ったときの重心のバランスが良いんですよね。
PaperWhiteに比べて実は3グラム重いのですが、読書中の疲労度はOasisのほうが圧倒的に少ないです。
それもこの形状のおかげだと思います。

物理ボタンのおかげかページ送りのレスポンスがよい

個人的にOasisの1番の特色は物理ボタンだと思っています。
物理ボタンがあることで指でフリックせずにページ送りできます。
これ想像していた以上に快適な体験です。
私がPaperWhiteと比べて一番良いと思っているのが、全体的なレスポンスの向上です。
個人的には物理ボタンによるページ送りが貢献していると思っています。
フリック操作だとうまくページ送りできなかったり、ワンテンポずれるのがプチストレスでしたが、それが解消されたことがユーザビリティの大きな向上となっています。

このボタンがポイントです

自動回転は持ち手を変えるのに便利

使ってみて新たに便利!!と感じた機能が、自動回転機能です。
長時間の読書をしているとKindleの持ち手を変えたくなります(片方の腕だけ疲れちゃいますからね)
この持ち手を変える動作をすると困るのが、ページ送りの動作。
私の場合は左利きでいつもは左手でKindleをもって右手でフリック(ページ送り)してました。
これが右手にKindleを持ち替えたときに左手でフリックするのが慣れないんです。
ちょっとした違いでしょうが、左手でのフリック操作がうまくいかずページ送りされないことが増えます。これ読書しているときはストレスになります。
前述のとおり、物理ボタンにすることでページ送りのストレスが解消されましたが、自動回転機能がないとKindleを持ち替えたときに物理ボタンが外側にきません。
独特の形状もあり、この自動回転機能は必須になります。
きにしていた回転時のレスポンスも早いので通常利用では気にはなりませんね。

持ち手を変える動作も、Oasisは厚みのある部分を持ち直すことで落とす心配なく持ち手を変えることができます。

画面が自動で上下反転してくれることが、このアクションが可能にしてます。
これは使ってみての発見でした。

電池持ちはイマイチ?

公称では電池もちはPaperWhiteと変わらないのですが、体感的に悪くなったように感じます。
とはいえ、毎日読書しても数日は余裕でバッテリーが持つので全然問題はないんですけどね。

電波のつかみが悪い?

私の端末固有かもしれませんが、Kindle起動後に電波を掴むのがワンテンポ遅れます。
電子書籍を開いたときWhisperSyncが遅れるときがあるのはちょっとした不満となります。

さいごに

まとめます。

  • OasisとPaperWhiteは機能的な差はなくなってきている
  • 長時間利用するとOasisのほうが疲れにくい
  • 物理ボタンによるページ送りのストレスはかなり軽減される
  • 全体的なレスポンスはOasisのほうが良い

KindleはPaperWhiteでほぼ完成してます。
電子書籍を読むだけならPaperWhiteで十分だと思います。
万人におすすめできるのは間違いなくPaperWhiteですが、もうひとランク上のユーザ体験を経験したい人であればOasisを買っても良いと思います。
ユーザ体験にいくらまで出せるか?というのは人それぞれだと思いますが、
私は(セール時の価格差であれば)購入して満足でした。

一歩上の体験を経験したいなら(私のように)Oasisにチャレンジしてみてください。
12月はCyberMondayもありますので、最新の第10世代Oasisも安くなるかも!?ですね。

家族とKindleを共用するのに役立つ方法を記事にしています。

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